メンタルケア

By | 2015年11月21日

あなたは自分の周りの世界を自分の思い通りに作り変えたいと思ったことはありませんか?

実はできるんです。簡単に。
自分の心をコントロールすることで。

なんのことを言っているのかよくわからない
という方がほとんどだと思います。

実は自分の周りの世界というのは自分の心が作っています。
自分の心が感じていることが映し出されているのが、自分の現実世界です。

周りに嫌なことがあるとします。
それは、嫌な現象が先行して存在し、
その影響で自分が嫌な気分になっているわけではありません。

先行しているのは自分の心です。
自分の心が嫌に感じているので、
周りの世界が嫌な現実として表現されているんです。
否、自分で表現しているんです。

つまり、自分が嫌に感じることをやめてしまえば
周りの嫌な現象(嫌な表現)は終わります。

言い換えると、
自分の脳で嫌に感じることをやめてしまえば
嫌な現実はなくなります。

周りの世界(現実)に評価を与えているのが自分の心・脳、
というよりも、
自分の心・脳が感じているものそのままが周りの世界であり、現実なんです。
ここで最初に戻ります。
つまり、自分の心をコントロールできれば
周りの世界(現実)を自由に作り替えることができるんです。
そんなことを言っても、こころ、コロコロ、
自分の思い通りにいかないのが心なんじゃ・・

自分の心と感情がぺったり張り付いているから思うように取り扱えないのです。
感情でコントロールしようとするからうまくいかない。

例えば、嫌な気持ちになっちゃいけないとか、
心から楽しみたいとか。

これではもがけばもがくほどこんがらがって
心の迷い子です。
ここで一つ提案です。
自分の心をモニターするために
ワンクッション入れるんです。
自分と心の間に。

キーワードは「必要かどうか」

今、自分は嫌な気分になっているけれど
この気持ちって今自分にとって必要なの?
嫌な気持ちになることによって、何か目的が達成されるの?
メリットは?
得することはある?
と、とらえてみるのです。

そうすることで、自分の心にアプローチをかけるのが
感情から理性に切り替わります。
クールになります。
心を機能として捉えることになります。
感情の上に自分が乗っているんのではなく、
自分の手のひらの上に感情が乗るんです。

良い気持についても同じことです。
自分の必要な時に良い気持ちになればいいのです。
自分が元気になる必要があるときに、
または楽しみたいときに、
気持ちよくなればいいのです。

(あえて新鮮に感じてもらえるように、変わった表現で説明してます^^)

説明として、なるほどと思っていただける方でも、
いざ、実践してみようとすると
なかなかとっかかりがつかめないかもしれません。

そこで練習方法(ワーク)があります。
まず、意図的に楽しかったときの感覚、気持ちよかった時の感覚、
もしくは嫌だった時の感覚、萎えてしまった時の感覚を思い出してみてください。
(初めは楽しかったときの感覚から始めて、なれたら嫌な方を、という順番がいいと思います)

楽しかった時の感覚、
イメージ画像でもいいですし、
色でもいいですし、
皮膚感覚でもいいですし、(とげとげとかつるつるとか)
メロディーでもバイブレーションでも・・
できるだけ自分の感覚にダイレクトに想起してみます。
(みんなそれぞれ優位な感覚は様々です。
視覚優位だったり、聴覚優位だったり、ミックスされていたり)

自分の中で再現できたら、
今度はそれを少し弱めてみます。
色の場合は、ぼやけさせてみたり、うすくしてみたり、
匂いの場合は、空気を入れて喚起して薄くしてみたり、
無くしてしまおうとは思わなくていいです。
あくまで自分のコントロール下でとりあつかいます。

弱めることができたら今度は強めてみます。
色を鮮明にしてみたり、濃くしてみたり。
わかりますよね^^

慣れてくるにつれ、
理性で心にアプローチするようになってきます。
この方法で収斂しておくと、
いざ、嫌な気分が湧いたとき

>この気持ちは自分にとって必要なの?意味はあるの?
>・・なんの足しにもならない!
>っというか、ただの時間の無駄!

ときりかえせるようになります。

なにか自分が無感情なロボットみたいな人間になってしまうのではと
危惧する方もいるかもしれません。
大丈夫です。ご心配なく。
自分の物事に感動する気持ちはどんなときも変わることはありません。
かえって、より充実してくるはずです。

心や気持ちは自律神経などと同じで
自分でコントロールできないものと思われがちですが、
自律神経、例えば、脈拍の速さや、緊張・リラックスの切り替えなども、
パソコンにモニターできる仕掛けを使って訓練することで
自分で意識的にコントロールすることが可能です。

脈拍や脳波・指先の皮膚温度を感知するセンサーを自分にとりつけて
端末をパソコンにつなげます。
パソコンの画面上では、気球に乗ったキャラクターがいます。

>脈拍が遅くなったり、リラックスすると画面上の気球が高く上がり、
>脈拍が速くなったり、緊張すると画面上の気球が低く下がる、

というような仕組みをソフトで作ってあげると、
気球を高く上げようと、ゲーム感覚で訓練を積むことで
意識的に、脈拍の速さやリラックス度をコントロールできるようになるのです。

つまりモニターができればそれを通して客観的にコントロールできるのです。
車を運転するように。

心に湧く感情は漠然と「必然的なもの」と決め込んでしまっていると思います。
ところがそんなことはありません。
あえて「脈絡のないもの」ととらえれば、
いつでも理性で介入していいもの、
自分の都合のいいように変えてしまっていいものなのです。

自分のおさらいもかねて、まとめてみました^^
参考になれば幸いです。

参考図書:「イヤな気持ち」を消す技術
苫米地 英人 先生 著
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