今日は信念について語ってみたいと思います。
成功法則が語られる時に、よく折に触れて信念を持つことが大事と語られます。
これについては、精神論ともとられがちで、ロジックとしては説得力が弱いと感じる方もいるのではないでしょうか。
確かに信念と言われても実態がないですし、目に見える形でモニターができるわけでもない。
自信は持てた方が良いという意味か、もしくは気休めにも聞こえる時もあるかもしれません。
より実質的なロジックを求める傾向の人はこういったことは迷信めいたこととして排除してできるだけ確実なファクターを追い求めるのだと思います。
初めに私の結論から話すと、まず目的を設定したときに、
そこまでの成功の道のりを埋めるのは80%の工夫・努力・思考と20%の信念・確信だと思っています。
この20%は工夫・努力・思考で埋める部分ではないと思っています。
あまり深く理由は語りませんが、この20%は必然であるのかなと。
(あ、別に10%でも15%でもいいですよ。ふふ^^)
あえて批判を覚悟で言いますが、
信念・確信というのは理由や証明を土台にして成り立っているものではありません。
自分が”これだー”と思う所から始まります。
突然脈絡もなく始まります。^^
その後に理由を求めるんですよ。
”なんでそう思うのかなー”って。
それで人に説明するときに”こうゆう理由でそう思っているんだ”って理由を使って説明する。
「理由」はコミュニケーション上必要ですし、突き詰めれば新しい発想を生む機能も持っています。
ただ、もう一度順番を言うと、
○確信する→理由を探す
×理由がある→確信する
ですよ。
人には20%の何の脈絡もない”これだ―”と思っている部分があっていいと思います。これがバランスが取れているマインドだと敢えて言いたい。
当然、100%自分の想定通りの結果になるというものはこの世の中にはありません。
80%の理論・理屈で対応できる部分を工夫・努力・思考で対応して、
20%の捉えどころのない部分は自分の”これだ―”思う信念・確信で埋めていく。
なぜこの様な話をするのかというと、
この20%まで確実に理論理屈で担保しようとするととても危険なことになると思うのです。
この20%は当然自分では理論理屈で担保できません。
この部分を理論理屈で埋めようとすると、他者に説明を求めることになります。
これが、占いや宗教に依存していく流れになると思うのです。
占いや宗教を批判するわけではありません。
こういったものが支えになり、ヒントになって自分の道を切り開いていく場合もあるでしょう。
ただ、大事なのは自分の選択を決定するのは自分であるということです。
結局脈絡のない”これだ―”なのです。
自分のことを他人が説明できるわけがありません。
なぜなら、自分のことを一番よく知っているのは自分であるし、
自分を一番理解しているのも自分です。
もっと言ってしまえば自分に一番親身になってくれるのも自分です。
この20%の部分を”人に説明できなくてもいい、自分で決めるんだ”と思っていないと、セールスの勧誘や、信仰や占いの誘いに、ふっと乗せられる可能性もあります。
”あなたは今こうだけど、場合によってはこういうリスクもありますよ”と足元を揺さぶって不安をあおり、
”でもこれがあれば大丈夫”と解決策を提示する。
これでひょこっと相手の手のひらに乗っちゃいます。
セールスも宗教・占いの勧誘も、まったく同じパターンですからね。
これだ―という自分だけの確信は新しい行動のスイッチです。
ここから新しいストーリーが始まる。
理屈は後からついてきます。
成功者のサクセスストーリーは成功したから語られるのであって、
成功しなければ、成り立ちません。
サクセスストーリーはあたかも成功した理由のように語られますが、
本当は逆です。
成功したから、ストーリーができるんですよ、ね^^。
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