付加価値

By | 2014年5月7日

今日は人は何に対してお金を払っているかという話をしたいと思います。

・・もとい、人は何に対してお金を払いたがっているかという話です。

 

もちろん、衣食住に関わる最低限のものがそろっていない場合はそれが最優先ですが、
有る程度の生活がまかなえている人がどうゆうことにお金を使いたいと思うか。

 

 

たとえ話をします。

 

あるときギターが欲しくなって、楽器屋さんをはしごしたとします。

A店とB店で同じギターを売っていました。

A店では愛想の悪いおやじが売っています。
B店では愛想のいい可愛い女の子が
細かい気配りもしてくれて対応してくれました。
販売価格は同じです。

 

あなたなら、どちらから買います?

まー、やっぱり気持ちのいい買い物をしたいですよね。
別に下心があるわけではないですが、人情で「B店」ですか?(^^@

 

そこでもうちょっと他の店もまわってみることにして、
C店に来てみると、同じギターが20%オフで販売していました。
同じギターが格安で手に入ります。

こうなってしまうと、
同じ価値のものが安価で手に入るのであれば、
特に迷うことはないですよね。

 

そうしてまだウロウロしていたらもう一店、
楽器屋さんを見つけたので最後に入ってみることにしました。

D店でも同じギターを売っていました。
が、しかし、C店の10倍の値段です!!

ありえない!と思っていると、
店の奥から店長が
「あーっ、よそと比べると結構な値段するでしょー!びっくりしました?」
とニヤニヤしながら声をかけてきます。
あまり相手にしないでいると
そのあと、ツカツカ寄ってきて「でもね、」
あなたの耳元でそっとささやくんです。
「・・・このギター、いい音するんですよ♪

 

楽器の音色は当然それなりの熟練者、プロがきけば良し悪しの基準はあると思いますが、

それを抜きに、まず、自分がいい音だなと思ってしまえば

それでその人にとっては他の楽器の音とは違う

「オンリーワン(only one)」の音色になってしまいます。

同じ材質の、同じ加工の、同じ製造ロットのギターでも、

「このギターじゃなきゃダメだ」と思ってしまうんです。

 

ここで勘違いしないでください。
この人は別にだまされているわけではありません。

 

この人にとってそのギターの音が最高の響きとして感じるのであれば、
それがその人にとって現実なんです。
お気に入りにのギターを手に入れて、さらにギターが上達するかもしれないし、
それが支えになって人生でも大成功するかもしれない。

 

ここでまとめておきたいのが、
この人は、
ギターの素材(木材、弦など)にお金を払ったわけではありません。
ギターに施された加工技術にお金を払ったわけではありません。
もちろん、店長のサービスにお金を払ったわけでもありません。
そのギターの音に魅了されて、他では得れない価値を感じて、
その価値にお金を使ったんです。
その価値にお金を使いたくなったんです。

 

この人は10倍の値段のギターを買って大満足です。

 

インターネットビジネスで自分のブログやメルマガで
人々を魅了して成功している人達のお話をきいていると、
共通しているのは、

 

【同じ商材でも「この人から買いたい」
 と思わせている「ファン化」に成功している】

 

ファンの人達からしてみれば、
同じものでも、
その人から、買ったものはそれこそ、「違う音色」がするんですよ。
だから「その人」にお金を使いたくなるんです。

✳︎記事や情報に魅了されているので「その人のコンテンツ」
にお金を使いたくなるという表現でもいいです 6(ー ー;@)

 

そこで最後のまとめですが、
まとめは単純です。

みんなを魅了する必要はありません。
魅了するのは少数派の方がいいです。
その人たちにとって無類に魅力的なもの、
他じゃ聞けない話、マニアックな観点、
他の人が気づいていないレアな商品、
があればいい。

コアなあなたのファンがいればいい!!

そのファンはあなたにお金を使ってくれます。

 

情報を発信する人は、セーフティーゾーン(安全領域)から
一歩、はみだしてください。

ひんしゅくかったらどうしようとか
ひかれたらどうしようとか
思う必要はいっさいありません。
あなたが思っていることを言い切る。
そこであなたの立場ができるから責任もでてきますが、
そうゆう人の話でないと人は興味を持ちません。
ありきたりの話に興味は持たないです。

大多数の人に取ってはノイズでも
ある一部の人達に取っては最高のサウンドに聴こえる現実があります。
そのときはもちろんあなたにとっても最高のサウンドでなくてはだめですよ。
等身大のあなたのサウンドを一歩踏み込んで響かせてください。
あなたが感動することに必ず共振する人がそこにいますから。
そして、その人達の心をわしづかみにしてください。

 

あなたならできます!!
一緒にがんばりましょう!!

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝です。m(_ _)m P’”!!
記事の終わりに
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2 thoughts on “付加価値

  1. SK

    田辺 さん

    初めまして、SKと申します。
    ブログ記事拝見させていただきました。

    確かに、同じ商品を売るにしても、
    付加価値がある方が良いですよね。

    少数でも熱いファンの獲得も共感しました^^

    ランキング応援して帰りますね!

    SK

    Reply
    1. A-stage Post author

      SKさん、はじめまして!
      共感のコメントうれしいです。
      今後ともどうぞ宜しくお願いします!

      Reply

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